Profile

トレス・パッサリーニョス(ポルトガル語で、三羽の小鳥の意)は、日本では大変稀なボサノバコーラスグループ。
ブラジルのボサノバやサンバを、原語ポルトガル語で美しく緻密なハーモニーで歌っている。

初期メンバーはEMiKO、Akiko、Fukikoの3人。アメリカのジャズの名門、バークリー音楽大学を卒業後、個々に音楽活動していたところ、ブラジル音楽をこよなく愛するという共通点で意気投合。2012年トレス・パッサリーニョスを結成。


結成後すぐに、Eテレ「ムジカ・ピッコリ―ノ」に出演するなど注目されるも、メンバーの出産などで活動の休止を余儀なくされる。
2019年に活動再開。クラウドファンディングを募り、1stアルバム「Vento」をリリース。i-tunesのボサノバ部門でコンスタントに5位以内に入るなど、日本ではレアな「風を感じるボサノバコーラスグループ」として各方面から注目される。

2022年Fukikoが引退し2023年夏より新メンバーItsueが加入。
現在着々とレパートリーを増やしながら、新体制を整えている。


Emiko (EMiKO VOiCE)

 ジャズとブラジル音楽を二刀流で歌うボーカリスト。スキャット番長。5歳よりNHK児童合唱団に所属。NHKのテレビやラジオに多数出演。早稲田大学卒業後、米国バークリー音楽大学に留学。ボストンとニューヨークでジャズ歌手として活躍後、2003年帰国。同年ギタリスト助川太郎と 「メヲコラソン」を結成。オリジナルから、ボサノバ、古典サンバ まで幅広く歌いこなし「邦人最高峰のブラジル音楽ユニット(by ディスクユニオン)」と称された。
 ジャズ歌手としては、数々のコンテストで優勝。ピアニスト、スガダイローとの“Phase DUO”、米国人ピアニスト、フィリップ・ストレンジとの正統派ジャズボーカル「Blackberry Dreams」、端歌小唄をジャズ風にしたピアノ弾き語り、パーカッション叩き語りなど、、、活動は多岐にわたる。詳細はHPへ。
EMiKO VOiCE Website

Akiko (雨野亜希子)

 高校の吹奏楽部でトランペットに親しみ、青山学院女子短期大学進学後すぐに、社会人ビッグバンドに所属する。やがてジャズ・ヴォーカルの道を目指すようになる。奨学金を獲得してバークリー音楽大学に留学、Stan Strickland, Donna McElroy, Bob Stoloff, Walter Beezlyらに師事。卒業時には成績優秀者が掲載されるリスト“Dean's List”にその名前が掲載された。
 帰国後、ジャズ・シンガーとしての活動を展開しつつ南米の音楽にも興味をもち3ヶ月間南米に滞在。サンバやショーロ、ボサノバ音楽に触れる。現在はジャズとブラジル音楽をベースに都内を中心にライブを展開。さらにレッスンやコーラス、アンサンブルのアレンジも手掛けている。その他テレビコマーシャル(NTT Docomo)にも出演。.

Itsue(小野逸枝)

  北海道出身。4歳からピアノを10年習い、習う事をやめた後、自分が音楽を好きだと気が付く。その後は声楽、ボイストレーニング、楽典などを学びながら作詞、作曲をする。仮歌やCMのデモ、演劇のワークショップ公演や絵本朗読の為の作曲、演奏、音楽アレンジなど裏方を好んで活動。

 ある時自身の作曲する曲がつづけてボサノバ調となり、ブラジル系のセッションに遊びに行った事がきっかけで瞬く間にブラジル音楽の魅力に引き込まれて行く。その後サンバチームの営業や浅草サンバカーニバルのパレード等にカントーラとして参加。ボサノバスタンダードを中心にオリジナルやサンバ、又ボサノバスタンダードに日本語の歌詞を付けるなどしながらライブ活動中。

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